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RACE REPORTレースレポート

GLOBAL MX-5 CUP JAPAN 合同テスト③ ツインリンクもてぎ

GLOBAL MX-5 CUP JAPAN 合同テスト③ ツインリンクもてぎ

混戦必至の第3戦もてぎ。出場予定では今村がベストラップを刻む

GLOBAL MX-5 CUP JAPAN(グローバル・エムエックスファイブ・カップ・ジャパン/以下GMCJ)第3戦に向けた合同テストが5月11日、栃木県のツインリンクもてぎで開催されました。

GMCJの年間エントリーは13台ですが、今回は8台で9チームが参加。9時からと11時からそれぞれ1時間ずつの専有フリー走行枠が用意されました。前日の雨とは一転した青空が広がり、少し汗ばむ初夏のようなコンディションのもと、各チームが入念な走り込みを行いました。

前回の鈴鹿の合同テストと同様に、セットアップ担当を含めたゲストドライバーが今回も来場。本番ではドライバー1名で走りきるグローバルクラスに出場するものの、今回は2名以上のドライバーが交代で乗るチームが複数見られました。

中でも最大の注目は、開幕2連勝を飾った7号車・CABANAレーシングのドライバー編成です。実はV2の山野哲也は、次の第3戦は全日本ジムカーナ選手権と日程が重なってしまうために欠場予定。そのため実弟で、86/BRZレースの初代チャンピオンでもある山野直也が出場予定とのこと。この日は兄弟揃って来場し、現時点での最強マシンのノウハウが伝達されたようです。

次に地元のニルズレーシンングに所属する2台、8号車のDAISUKEと15号車の神取彦一郎のマシンには、スーパー耐久などで活躍したキャリアを持つ井上恵一が乗車し、セッティングを確認しました。さらに15号車は次戦、神取が欠場する可能性があるため、開幕から2戦連続メディア枠で参戦した大井貴之がスポット参戦を検討中ということで、このマシンのベストタイムを記録しました。

またOVER DRIVEチームの21号車は、年間エントリーしている高田匠に加えて、前回の鈴鹿テストにも参加したGTドライバーの阪口良平がステアリングを握りました。

1戦ごとに、メディア枠のTeam“Be a racing driver”として2台が参加しますが、第3戦はモーターマガジン社の「ホリデーオート」と、株式会社イードが運営するウェブサイトの「レスポンス」が招かれました。エンブレムクラスで参戦するホリデーオートは橋本洋平と編集部の加藤英昭、グローバルクラスに参戦するレスポンスは松田秀士がドライバーを務めます。この日は55号車をシェアして、1回目がレスポンス、2回目がホリデーオートのテストとなりました。

さて、前置きが長くなりました。今回のもてぎも、一番時計は21号車の阪口がマークしました。タイムは2分17秒479。そして次戦出場予定のドライバーでは、5号車・KIM Internationalの今村大輔の2分17秒915がベスト。以下、3番手に7号車の山野直也が出した2分18秒568と続き、4番手は15号車で大井が記録した2分18秒917、5番手に19号車の吉本晶哉の2分18秒945と、ここまでが18秒台となります。

ちなみに、21号車は体重100kgを超える高田に合わせたセッティングのため、阪口が乗るとライバル車よりも約40kg軽い状態で走っています。さらに今回、メディア枠の55号車を除いて、ニュータイヤでアタックしたのは21号車だけとのこと。ストップ&ゴーの連続するもてぎで、このアドバンテージが有利に働いたことは否めません。

阪口は、「もう少し煮詰めると16秒台が出せたかもしれませんが、今日は高田さんにコースを覚えてもらうことを優先しました」とコメント。それを受けて高田は、「前回の鈴鹿のテストに参加できず、カップカーへの乗り込み不足を痛感していたので、今日は収穫がありました」とのこと。高田はこの日、最後に2分19秒742までタイムを刻んでいます。

実質トップタイムの今村は、もてぎが慣れ親しんだホームコース。実は積載車がタイヤバーストというアクシデントでサーキット到着が遅れ、2回目のみの走行でしたが、17秒台を出して面目を見せました。「セッション後半でコースアウトし、赤旗中断で皆さんに迷惑をかけたことは反省しています。鈴鹿のままではバランスに問題がありそうですね」と振り返りました。

注目の山野直也は、「カップカーには富士のシェイクダウンで一度乗っているので、すぐにアジャストできました。3番手で満足とはいきませんが、色々試すことができて、タイヤを含めた今日の条件ではいいテストができました」と語りました。

合同テストの段階では、2戦連続表彰台で、もてぎマイスターとも言える今村が一歩リードしたかに思えますが、ベストラップだけで比較するわけにはいきません。GMCJの決勝は45分とスプリントとしては長丁場ですし、本番は梅雨を迎える季節にもなります。兄弟で3連勝を狙う山野直也や、初めてメディア枠以外で出場予定の大井らも当然、優勝候補となります。さらに今回のテストには欠場した第2戦3位の吉田綜一郎も注目の存在です。そのほかのライバルたちも、今度こそはとチャンスをうかがっていることでしょう。

GMCJの第3戦はここツインリンクもてぎで、6月18日の日曜日に開催されます。また、その第3戦の前、6月2日の金曜日には第4戦の舞台となる岡山国際サーキットでの合同テストも行われます。したがって、次の現場からの報告は岡山からになります。

 

総合結果表

  • 参加台数:8台

  • 出走台数:8台

  • ツインリンクもてぎ
    (4.801km)

  • 5/11
  • 天候:晴れ
  • コース状況:ドライ
順位 車番 クラス ドライバー チーム 車名 タイム トップ差
1 21 高田 匠/阪口 良平 OVER DRIVE 2'17.479
2 5 今村 大輔 KIMInternation 2'17.915 0.436
3 7 山野 哲也/山野 直也 CABANA Racing 2'18.568 1.089
4 15 神取 彦一郎/大井 貴之 NILZZ Racing 2'18.917 1.438
5 19 吉本 晶哉 バースレーシングプロジェクト 2'18.945 1.466
6 88 村上 博幸 村上モータース 2'19.585 2.106
7 55 加藤 英昭/橋本 洋平/松田 秀士 Team "Be a racing driver" 2'19.721 2.242
8 8 DAISUKE NILZZ Racing 2'20.028 2.549